京都を巡る、中坊進二が光源氏ゆかりの地「渉成園」でお勧めしたいポイント

中坊進二東本願寺を訪問した後に、近くにある渉成園(通称:きこく邸)を訪問しました。京都駅の近くにあるので駅から歩いてアクセスできますが、この場所を訪れる観光客は少なかったです。
渉成園東本願寺の境内(飛び地)で、江戸時代に三代将軍徳川家光から寄進された場所に造営された池泉回遊式庭園です。この場所は平安時代源融という貴族の邸宅(河原院)があり、源氏物語の主人公の光源氏の邸宅である「六条院」のモデルとされている庭園です。
源氏物語に出てくる六条院は寝殿造の邸宅で、四季折々の景色が楽しめる庭園があります。江戸時代に東本願寺に寄進された河原院の跡地に源氏物語に出てくる六条院をイメージして再整備されたのが渉成園です。渉成園中坊進二がお勧めしたいポイントは、季節ごとに異なる顔を見せてくれる景色です。源氏物語の六条院と同じように春は梅と桜、夏は菖蒲と睡蓮、秋には紅葉景色といった具合に、季節ごとに美しい風景を楽しむことができるのです。
江戸時代初期に整備された庭園ですが大火によって園内の建物が焼失し、現存する建物は全て明治時代以降に再建されたものです。
京都市中心部にあるので上方を見ると京都駅や京都タワーなどが見えますが、中坊進二はあえて塀の外側を見ないようにして庭園を鑑賞するようにしました。江戸時代に整備された施設ではありますが、源氏物語に出てくる平安貴族の邸宅をイメージして造られた庭園を眺めながら中坊進二はしばし平安時代にタイムスリップした気分を味わいました。中坊進二が訪れたのは春の桜の季節でしたが、紅葉の風景を眺めるために11月頃にも訪問してみたいと思っています。