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京都で最も古いお寺、千本釈迦堂。中坊進二の一押しポイント

京都で最も古いお寺と言われている千本釈迦堂は、正式名を大報恩寺と言います。
よくニュースにもなっている12月の大根炊きは有名ですね。
近辺には、金閣寺北野天満宮等、多くの神社仏閣があります。
中坊進二が家族と訪れたのは、まだ肌寒い3月の下旬でした。本堂の前に咲く枝垂桜がどうしても見たかったからです。
早咲きなので、桜の季節では間に合わないのです。
おかめざくらという白い花の枝が垂れ下がった様子が、悲しい言い伝えと重なります。
桜の名前にも由来するおかめさんが、夫へのアドバイスが元で、自害するなんてあまりにも悲しいお話です。
今の時代では「内助の功」と称えられる事が、この時代には評価されないのでしょうか。
中坊進二だけでなく女性なら誰しも理解しがたく、他に選択肢はなかったのかと思ってしまいます。
けれど、この話を伝え聞いた人々がおかめさんの菩提を弔う為に、千本釈迦堂の境内におかめ塚を建てたのには、心が和みます。本堂右横にあるおかめさんの像は、穏やかな表情をしています。
きっと今でも夫が作った千本釈迦堂の本堂を見守り続けているのだと思います。
何も知らずに桜を見るより、このおかめさんの悲しくも美しい言い伝えを知れば、枝垂桜がとても愛おしく思えてくるのです。京都が女性の一人旅の似合う街なのは、女性に纏わる物語が多く歴史ロマンを満喫できるからではないでしょうか。中坊進二も京都を旅する度に、心穏やかになりリフレッシュ出来たように感じるのです。