中坊進二の京都旅、東寺へ

中坊進二東寺へ始めて行ったのは、残暑がまだまだ厳しい9月中旬の日曜でした。兵庫から東京への帰りの数時間をどう過ごそうかと思案しながら京都の地図を見ていた時に、京都駅から比較的近くにある東寺を発見。「とうじ」と読むのか「あずまでら」と読むのかも知らない中での参詣でした。
吹き出す汗を拭いつつ、イオンモール伏見稲荷御旅所を右手に見ながら東寺通りを歩くこと20数分、やっと東門に到着です。最初に目に飛び込んできたのは、男子学生30名位の集団です。行進や団体行動の練習と思しき所作を繰り返していました。後で考えると洛南高校の生徒が何かの練習をしてたのかな・・と。
知識がないとは恐ろしいもので、まずは休憩とばかりに一番近くの食堂で一休み・・と入ったものの、そこは「しょくどう」ではなく「じきどう」というところで、右手に写経をするスペース、左手に観音菩薩が祀られており、凛とした雰囲気の中、思わず頭を垂れていました。
金堂・講堂・五重塔を見学するべく拝観受付で拝観料500円を支払い、まずは講堂へ、そして金堂へ。正直なところどれが何かと区別がつかないままに何体もの仏像を見て回りました。あと数年で還暦というのに未だ不心得な中坊進二であっても、個々のそして全体としての仏像には圧倒されました。何かとても強い力のようなものを感じずにはいられませんでした。とても不思議な感覚でした。
一旦外に出て五重塔へ。まずその高さに驚き、東京タワーではなくスカイツリーのように下から上までほぼ同じ大きさで建っていることに気づかされました。本当にきれいな姿でした。テレビでは何度も見ていましたが、これこそは実物を見なければいけませんね。
参詣の最後は、拝観受付の近くにある甘味処のようなお店、ここでかき氷をいただきました。歩いて汗をかき、そして多くの仏像や五重塔に圧倒され続けた後のかき氷、中坊進二にとってこの美味さはひとしおでした。京都東寺最高!