京都と中坊進二、観光客が少ない穴場スポット真正極楽寺へ

中坊進二が訪れたい京都の寺社仏閣は、静かな佇まいの真正極楽寺です。京都の洛東にある閑静なお寺で、交通の便が少々悪いためか観光客が少なく穴場スポットです。

真正極楽寺は、比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺院で、極楽寺という寺は多いがこここそが「正真正銘の極楽の寺」という意味を持ったお寺です。
阿弥陀如来をご本尊とし、女性を救済する女人の寺として古くから信仰を集めていて、真如堂と呼ばれています。
応仁の乱をはじめ度重なる火災により焼失しましたが、その後場所を転々とし、1693年に現在地に落ち着きました。

本堂内の宮殿には、ご本尊である阿弥陀如来が安置され、立像としては、現存する最も古い像と言われています。
また、普段は宮殿の扉は閉ざされていますが、11月5日から15日に行われる法要「お十夜」に開帳されます。15日には阿弥陀如来をすぐ間近で参拝でき、お十夜を締めくくる法要では、僧衆や稚児などが境内を練り歩きます。

京都には多くの綺麗な紅葉スポットがありますが、中坊進二は静かな佇まいの真正極楽寺をおすすめします。
秋の時期には、本堂の前から西に降りる石畳は、紅葉のトンネルになります。
そして、ピーク時もさる事ながら落葉後も美しく、本堂裏の灯ろう台石の周りには、一面に落ち葉に覆われた紅葉の赤いじゅうたんが広がり、それは見事です。

真正極楽寺へは、神宮丸田町駅から歩いて30分ほどかかりますが、途中に平安神宮などもあり、散策しながら歩いてみることを中坊進二はおすすめします。