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中坊進二の京都巡り、迫力満点の千本ゑんま堂へ

中坊進二が訪ねた、千本ゑんま堂の名で知られている引接寺は、京都市上京区にある高野山真言宗に属する寺院です。当時、平安京の三大風葬地のひとつとされたこの辺りは、蓮台野と呼ばれていました。
お堂が建てられたのは、平安時代の寛仁元年に定覺(じょうかく)上人が引接寺として開山した頃です。その後、応仁の乱でお堂と閻魔さまは焼失しましたが、閻魔さまは新たにつくられ、現在でも厚く信仰されています。本堂の迫力満点の閻魔さまは2.4メートルあります。

また、開基の小野篁(おののたかむら)には不思議な力があり、昼は宮中に、夜になると井戸を通って地獄に行き、閻魔大王の補佐をしていたと伝えられています。
篁は、塔婆供養と迎え鐘によって、先祖の魂を再びこの世に迎えて供養しました。現在でもこの風習は残され、お盆の8月7日~10日頃にかけて精霊迎えをします。今でも境内にあるお迎え鐘を撞きに、たくさんの人が訪れます。

そして、五月に行われる千本ゑんま堂大念仏狂言は、壬生狂言、嵯峨大念仏狂言とともに京都三大狂言の一つで、大変人気があり、一度ご覧になることを中坊進二はおすすめします。京都市無形民俗文化財にも指定されています。
他にも、咲いた時に双葉を持ち花冠のまま落ちる珍しい普賢象桜や、紫式部供養塔などもあります。

引接寺は、京都駅からバスで千本鞍馬口で下車、徒歩3分、または、乾隆校前で下車、徒歩3分です。
閻魔さまの迫力満点の千本ゑんま堂へ訪れてみることを、中坊進二はおすすめします。