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中坊進二の京都ひとり旅、滝口寺の楽しみ方

京都の中でも人気の観光地で嵐山。年間を通して、日本全国から、また海外から観光客が集まります。
渡月橋の景色を楽しみ、立ち並ぶ京風のお土産やさんに立ち寄り、食べ歩き、竹林の道を歩いて癒され、天竜寺のお庭を楽しみ、野宮神社に参拝するみたいなルートは定番コースとなっています。
この定番コースを1人で旅するには、周囲の人がグループや2、3人で来ていることが多く、なかなかメンタルにもつらいところがあります。
そこで、嵐山にひとり旅なら、人の多いルートよりもう少し足を延ばすのが中坊進二の定番です。
嵐山よりもっと北側、嵯峨を呼ばれるエリアまで行くと、観光客の人数も少なくなり、ひとり旅をしている方の姿もちらほら見かけます。
落柿舎や二尊院など、嵯峨の中でも名スポットはたくさんあるのですが、中坊進二のおすすめは「滝口寺」です。
小倉山の麓沿いにあり、祇王寺のほど近くなので、有名な祇王寺を目的に来る人が非常に多いのですが、京都の中でも本当に素敵なお寺のひとつだと中坊進二は思います。
壇林寺から祇王寺に上がる石段を上り、祇王寺の横にある細い小道をさらに道なりに進み、坂道、石積みの階段を上がっていくと、滝口寺の入口が見えてきます。
この滝口寺、小さなお寺ですが、奥行が深いので敷地自体は結構広いように感じます。
庭もとても美しく、特に秋の紅葉の季節には紅葉と緑のコントラストを楽しむことができます。
渋い本堂に上がって、静かな時間が流れる堂内で座ってお庭を見るのがとても落ち着きます。
境内には新田義貞公の首塚や平家の供養塔などがあるほか、平家物語に描かれる平重盛家来の齊藤時頼と平徳子の悲恋の場でもあります。
京都の歴史の長さに思いを馳せながら、ゆっくり過ごすことができる素敵な場所です。