中坊進二が京都で行った檀王法林寺

三条京阪から東山に向かって歩いて行く途中に、中坊進二は三条川端の交差点のすぐ近くにある檀王法林寺に立ち寄って見たことがあります。三条通川端通河原町通の交差点は京都市内でも最も賑やかで人通りの多い繁華街のひとつで、近いうちに駅の隣に大規模なショッピングモールが建てられる計画もあります。
京都で一番賑やかな繁華街のすぐ近くにある檀王法林寺の境内に入ると、重厚な雰囲気の伽藍が目に飛び込んできました。このお寺が創建されたのは江戸時代初期の慶長16年(1611年)で、京都にある有名なお寺と比較すると特別古いものではありません。それでも境内にある本堂・西門(川端門)・霊屋2棟が京都府重要文化財に指定されていて、所蔵されている美術品や古文書3点が国の重要文化財に指定されています。
檀王法林寺の見どころは、右手を挙げた黒い招き猫です。このお寺には日本で一番古い招き猫伝説があるのです。お寺には主夜神尊という神様が安置されていて、猫は主夜神尊の使いであるという伝説があります。ちなみに左手を挙げた招き猫は人寄せ、右手を挙げた招き猫は金寄せの意味があります。境内には右手を挙げた招き猫の置物が授与品として販売されていて、中坊進二が訪れた時は6㎝サイズの招き猫が売り切れでした。他にも主夜神お守りや、可愛い招き猫の顔の飴「招福猫飴」が販売されていました。
檀王法林寺を後にした中坊進二は、東大路通を目指して三条通を東に歩きました。