中坊進二と京都、上品蓮台寺のこと

中坊進二が上品蓮台寺を訪問したのは桜が満開の春の時期で、平野神社を訪問した後に立ち寄ってみました。中坊進二が上品蓮台寺を訪問したのは平野神社を訪問した後だったので、平野神社の近くにあるバス停から市バス205系統に乗車して、千本北大路バス停で下車して千本通り沿いを歩いて行きました。
このお寺は京都に平安京が造営されるよりもずっと前に、聖徳太子によって創建された古いお寺です。御本尊として、地蔵菩薩像が安置されています。
境内にある枝垂れ桜が有名で、春になると多くの観光客が立ち寄る観光スポットです。中坊進二が訪問した時は桜の花が散りかけていて、風が吹くと美しい桜吹雪を眺めることができました。
このお寺の見どころは、本堂に安置されている高さ約2.7mの巨大な阿弥陀如来です。多くの仏像は1本の木を削って造られる(一本作り)そうですが、これだけ大きなサイズの仏像になると複数の材木を組み合わせた寄木造の技法で作られます。お寺には国宝に指定されている「紙本著色絵因果経」が所蔵されていますが、こちらは京都国立博物館に保管されているので見学することができませんでした。
中坊進二の旅で京都にある古いお寺を訪れる際は、必ず境内のお墓も見ることにしています。上品蓮台寺には江戸時代中期の国学者であった富士谷成章墓所がありました。
お寺を出た中坊進二は、次の目的地である大徳寺に向かって歩いて行きました。京都は複数の観光スポットを徒歩で巡ることができるので、上手にルートを設定すれば少ない移動距離で多くの観光地を巡ることができるのです。