中坊進二の京都ひとり旅、滝口寺の楽しみ方

中坊進二は京都の歴史や文化や史跡巡りが大好きで、これまで京都には、休暇を取るごとに、旅行で何度も訪れています。いつもは、同じように京都が大好きな友人や、家族とともに回っていました。先日も、長期休暇を利用して京都に一緒に行く予定だった友人が、仕事が忙しいため、どうしてもいけなくなり、キャンセルになってしまいました。中坊進二も旅行を取りやめようかとも思ったのですが、せっかくなので、ひとりで巡る旅というのも悪くないかなと思い直し、はじめてひとりで旅行に行くことになりました。
せっかくひとりで行動ができるので、中坊進二は行きたいと思っていながら、日程の都合だったり、交通機関や友人の希望などを優先してなかなか行くことができなかった、あこがれの嵯峨野エリアを巡ってみることにしました。
休暇の初日、新幹線で京都駅に到着すると、いつもは友人と駅近辺で食事をするのですが、今回はさっそくバスに乗り込んで、嵐山まで行きました。そこで、平家物語に登場する白拍子で有名な尼寺の祇王寺に徒歩で向かうことにしました。
祇王寺を回って、入り口のすぐ隣にひっそりとたたずんでいたのが滝口寺です。雰囲気が素敵なので、さっそく滝口寺も見てみることにしました。平家物語の中の哀しい恋のエピソードゆかりのお寺ということで、主人公である建礼門院の侍女だった横笛の歌碑や、滝口入道の座像がおかれていました。意外だったのが、新田義貞首塚です。なにより嵯峨野らしいひっそりとして雰囲気があるお寺でした。こんな発見もひとり旅ならではだと思います。