京都と中坊進二、観光客が少ない穴場スポット真正極楽寺へ

中坊進二が訪れたい京都の寺社仏閣は、静かな佇まいの真正極楽寺です。京都の洛東にある閑静なお寺で、交通の便が少々悪いためか観光客が少なく穴場スポットです。

真正極楽寺は、比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺院で、極楽寺という寺は多いがこここそが「正真正銘の極楽の寺」という意味を持ったお寺です。
阿弥陀如来をご本尊とし、女性を救済する女人の寺として古くから信仰を集めていて、真如堂と呼ばれています。
応仁の乱をはじめ度重なる火災により焼失しましたが、その後場所を転々とし、1693年に現在地に落ち着きました。

本堂内の宮殿には、ご本尊である阿弥陀如来が安置され、立像としては、現存する最も古い像と言われています。
また、普段は宮殿の扉は閉ざされていますが、11月5日から15日に行われる法要「お十夜」に開帳されます。15日には阿弥陀如来をすぐ間近で参拝でき、お十夜を締めくくる法要では、僧衆や稚児などが境内を練り歩きます。

京都には多くの綺麗な紅葉スポットがありますが、中坊進二は静かな佇まいの真正極楽寺をおすすめします。
秋の時期には、本堂の前から西に降りる石畳は、紅葉のトンネルになります。
そして、ピーク時もさる事ながら落葉後も美しく、本堂裏の灯ろう台石の周りには、一面に落ち葉に覆われた紅葉の赤いじゅうたんが広がり、それは見事です。

真正極楽寺へは、神宮丸田町駅から歩いて30分ほどかかりますが、途中に平安神宮などもあり、散策しながら歩いてみることを中坊進二はおすすめします。

中坊進二の京都一人旅、国宝「青不動明王」のある青蓮院へ

中坊進二が京都で訪れた寺社仏閣は国宝「青不動明王」のある青蓮院です。

青蓮院は、京都市東山区粟田口にある天台宗の寺院です。梶井(現在の三千院)、妙法院と共に、天台宗三門跡寺院とされている格式の高い門跡寺院です。天台宗の京都五ヶ室門跡の一つ、宗祖伝教大師以来の比叡山上の住坊「青蓮坊」が発祥で、江戸時代には後櫻町上皇の仮御所になったことから、別名を粟田御所とも呼ばれています。

国宝の青不動明王像は「青不動」と呼ばれ、礼拝画像でありながら、優美で華やかな気品に満ちた美意識が感じられ、平安時代後期の仏画の最高峰と同時に、わが国の仏教絵画史のなかで屈指の名品と言われています。

大日如来の化身ともいわれている不動明王は、青蓮院の青不動、高野山の赤不動、三井寺の黄不動、日本三不動として平安時代からたいへん篤く信仰され、お不動さんの名で親しまれました。
その青不動は奈良国立博物館に寄託されていましたが、現在では将軍塚の青龍殿に移されています。

そして、中坊進二がおすすめしたい見所の1つにお庭があります。室町時代の相阿弥作と伝わる築山泉水庭、江戸時代の小堀遠州作と伝わる霧島の庭、大森有斐作と伝わる好文亭前庭、宸殿前の苔の庭など、さまざまな庭園が広がり、四季折々の美しさを鑑賞できます。秋には紅葉がとても見事です。
また観光だけでなく、お抹茶を頂くことも出来ます。お抹茶と平安饅頭で、歩いた疲れを癒しながら、お庭を眺めるのも中坊進二はおすすめです。

中坊進二の京都旅、問答寺・勝林院へ

特に紅葉の時期に京都の中でも人気のエリアのひとつである、大原。
11月中旬から12月上旬にかけては、三千院から寂光院に続いている「大原女の小径」がもう満員電車状態になります。
ちょうどその中間辺りにある大原のバス停から両院までは歩いてそれぞれ20分ほど。
有名な紅葉の時期が人の多さに耐えることができるならとてもおすすめですが、中坊進二は大原の静けさが大好きなので、特にアジサイと赤紫蘇が見られる6月によく訪れます。
小径の脇にちらほらあるお店に寄りながらゆっくり坂道を上り、三千院アジサイが咲く立派な庭園を眺め、近くのお店で昼食を食べて…。この過ごし方はメジャーな京都旅ですよね。
でも、中坊進二の京都旅大原編はここからが本番。
三千院からもっと奥に足を進めると、小さな院が3つあります。これが中坊進二の大好きなところ。
勝林院、実光院、宝泉院。全部小さな院ですが、本当に落ち着きます。
中でも勝林院は仏教に関する議論が行われたところとして有名です。
円仁によって800年代に開かれたというこのお寺は天台宗ですが、浄土宗の開祖である法然上人と諸宗の学僧との仏教議論、いわゆる大原問答が行われた場所なのです。その際、その掌から光明を放ち、法然の論が正しいとした「証拠の阿弥陀」と言われる阿弥陀仏の像も見ることが出来ます。(もちろん光は放っていませんが…)
拝観料は300円ですが、おすすめなのが、宝泉院、もしくは実光院とのセット券です。宝泉院と実光院はそれぞれ拝観料が800円(お茶付き)なのですが、勝林院とセットにすると100円お得な1000円で二つの院を拝観することが出来ます。
勝林院は仏教声楽である天台声明の根本道場でもあったので、ここで聞いた天台声明が気に入った方、またお庭の中を歩きたい方には実光院にぜひ。
また違った雰囲気でほっこりしたい方、とにかく好奇心が旺盛な方は宝泉院がおすすめです。小さな院に魅力がぎっしりですよ。

中坊進二の京都旅行、猫寺・称念寺へ赴く

中坊進二は学生時代を京都で過ごしていました。皮肉なもので当時は自社仏閣などには全く興味は無かったのですが、大学卒業後20年以上経った今になって京都の歴史的な趣に関心が出てきて、妻と度々訪れるようになったのです。
先日妻と訪れたのは、上京区にある浄土宗の称念寺です。こちらは、1606年にあの徳川家康の異父妹の子である松平信吉公の帰依を得て、嶽誉上人によって開基されたお寺です。何故中坊進二達が称念寺に興味を持ったかというと、称念寺が別称で猫寺と言われ動物供養に長けたお寺だからです。特に妻が猫好きで我が家には3匹の猫がいます。まだまだ元気ですが、いつかはお別れの時が来るので、将来のために見学に来たのが今回の目的です。
ちなみにこのお寺が猫寺と呼ばれる所以は、3代目住職還誉上人の時代まで遡ります。当時貧困の真っ只中にあった住職が可愛がっていた猫が夢枕で、「明日訪れる武士を丁重にもてなせば寺は再び隆盛する」と告げました。翌朝松平家の武士が訪れ、言われた通りに丁重にもてなしたところ、松平家に認められ再びお寺は隆盛したのです。住職が愛猫を偲んで植えたとされる松を猫松と呼び、称念寺の象徴となっており、それ以来動物の霊位を手厚く供養しているのです。
さて境内を見て回ると、納骨には観音堂・合同供養塔・個人墓があります。さらに毎年4月と10月に本堂で大法要を行っています。合同供養塔も立派な石碑が象徴的で立派です。これなら中坊進二達も年2回は愛猫に会いに来られます。中坊進二達は万が一の時はこちらでお世話になろうと決心し、今回の京都旅行の目的は果たせました。

中坊進二の京都トリップ、歴史を感じる正伝寺

中坊進二のおすすめ京都の歴史を感じるお寺は正伝寺です。正伝寺は正式には「正伝護国禅寺」で山号は吉祥寺といい、臨済宗南禅寺派のお寺(本尊は釈迦如来)です。京都市北区の上賀茂に位置し、五山送り火で有名な舟形のある船山の南麓の高台にあります。
この正伝寺にはとても歴史が古く総研の詳細は不明とされていますが、1260年頃鎌倉時代にまで遡ります。歴代の住職が綿々と受け継ぎ応仁の乱で一度消失していますが、安土桃山時代豊臣秀吉によって再建されました。江戸時代になるとあの大徳寺と寺領に関してケンカになり、金地院崇伝が調停したといわれています。それ以後南禅寺派に属しています。
中坊進二が特に注目しているのは方丈広緑上の伏見城の遺構である「血天井」です。1600年の関ヶ原本戦の前哨戦で伏見城が落城したときのもので、城を守った総大将鳥居元忠ら380人が自刃したと伝えられています。血の海となった床がその後各所の寺の天井板に使われたのですが、今なお血でできた手形や足跡らしいものが残っています。
京都といえば各寺社の庭も見ごたえがあって、正伝寺には中坊進二がおすすめする枯山水式庭園があり方丈の東側に位置しています。正方形の方丈東庭は白砂敷平庭で「獅子の児(子)渡し庭園」ともいわれています。「虎の子渡し」とは母虎が虎の子を連れて渓流を渡る姿にたとえたものです。さらに借景庭園の傑作もイチ押しで、石が一つも据えられていない非常に珍しい禅院敷庭園があります。構成は手前に白砂があり塀のすぐ近くに灌木の刈込みを配置していて、東の方向に借景として比叡山が見えます。このような借景は安土桃山時代後期から江戸時代にかけて摂り入れられました。南からは「七五三形式」の大刈込みが配置され、南(右手)側が一番高く緩やかな斜線を描いていて、山茶花やさつき、南天、青木などが植栽されています。東から昇る月を愛でたことから「月の庭」とも呼ばれています。

京都と中坊進二、穴場観光スポット常照寺

常照寺は、京都府京都市北区にある日蓮宗の寺院で、山号は寂光山です。
本阿弥光悦徳川家康より拝領した光悦村の一部で、元和2年に本阿弥光悦の土地寄進を受けて、その子どもの本阿弥光嵯は久遠寺の日乾を招いて、法華の鎮所を建立しました。その後、日蓮宗の檀林(鷹峰檀林)が開かれ、最盛期には学僧200余人が学んでいたと記録が残っています。近年、境内が整備され紅葉の名所として人気を集めています。

中坊進二が訪れた常照寺の境内には、本堂を中心に開山堂、鬼子母尊神堂、常富堂、衆みょう堂、梅樹庵などがあります。
そして、吉野門と呼ばれる朱塗りの山門は、吉野太夫ゆかりの場所としても有名です。光悦の縁故により日乾上人に帰依して、朱塗りの山門を寄進したとされています。また、吉野太夫墓所や吉野窓を設えた茶席遺芳庵や聚楽亭、全国でも唯一の帯塚などがあります。
太夫を偲んで植えられたという吉野桜が満開の頃の4月第2日曜日には、吉野太夫を偲ぶため「吉野太夫花供養」が行われています。現在の島原太夫による太夫道中が行われたり、境内の随所に野点茶席が設けられ、茶会などが催されます。吉野桜が満開の時期に訪れてみることを中坊進二はおすすめします。

常照寺は洛北の桜の名所としても有名です。境内には、参道に咲く吉野桜をはじめ、山桜など約100本もの桜を鑑賞することができます。京都市内より1週間ほど遅れて咲くことから、お花見のタイミングを見逃した方は、こちらの桜を見物されることを中坊進二はおすすめします。

中坊進二の京都旅、伏見稲荷大社へ

中坊進二の京都旅では、大きな期待を抱きながら出発し、最初には奈良線稲荷駅で下車して伏見稲荷大社を目指しました。稲荷駅を下車したときには、共通の目的地を目指す観光客も多かったですから、人気の観光名所であることはすぐに分かりました。稲荷駅から2分ほども歩くと、すぐに大きな鳥居が見えてきました。中坊進二は早速に鳥居の姿を写真に収めて、境内の方向へ向かいました。

伏見稲荷大社の楼門は、朱色の色彩が非常に美しく、周囲の景観と見事に調和していました。楼門の前の階段には高低差があり、稲荷駅からは地形が変化することも分かりました。背後の稲荷山は独立丘陵のような地形になっているために、周囲とは明らかに違った雰囲気があったのです。中坊進二は徐々に境内の奥へと進み、内拝殿の前に到着しました。様々な願い事を考えたのですが、ここでは純粋に京都旅の安全や成功を祈願しました。

内拝殿で祈願をしたあとは、伏見稲荷大社では特に有名な千本鳥居へと向かって歩いていきました。千本鳥居の前に到着すると、今までとは雰囲気が変わって、朱色のトンネルのような印象も受けました。京都のガイドブックでは写真で見たことがあったのですが、実際に訪れてみると、神聖なパワースポットと呼ばれている理由も分かりました。千本鳥居の場所は急峻な坂道になっていますが、好奇心に後押しされる形で、疲れも感じることなく先へ進むことができました。最終的には奥社まで無事に到着し、再び参拝して目的を達成しました。

中坊進二と京都、藤森神社の見どころ

中坊進二は京都へ行くと、ほとんど欠かさず藤森神社を訪れます。藤森神社は敷地が広大で、各所で趣が異なっていて、さまざまな佇まいが見られます。訪ねるたびに新たな美をみつけることができるという気がしています。ここは古代から続く歴史の古い神社で、ロマンが感じられるところも気に入っています。1800年以上前から続くということで、ちょっと想像もつかないほどの古代となりますから、異空間という感覚が味わえる気がします。また、あじさいの花でも有名で、広大な敷地に一斉に咲き誇る様は圧巻です。雨の日もきれいですし、晴天の日に訪れるのもさわやかでいいですよ。拝観は無料となっていて、9時から入れます。敷地が広いので、午前中から出かけてじっくり見て回るのがおすすめです。JR線だと藤森駅で降りて徒歩5分という近さです。京都の寺院は、駅からかなり離れているところも少なくないですが、ここは駅のすぐそばなので便利です。京都市バスも通っていて、藤森神社前というバス停があるくらいです。そのバス停からなら降りてすぐです。ゴールデンウィーク期間中には藤森祭がおこなわれ、混み合います。人気の祭りで中坊進二も大好きです。中坊進二は特にここの神輿が好きですね。藤森太鼓も見事で、音も素晴らしいですが、太鼓をたたく人たちの衣装も見事です。紫色のきれいな衣装で、あじさいの名所だけあるなあといった感じです。お祭りというと赤というところが多いですが、この紫の統一感もいいものです。

中坊進二の京都旅行、平野神社について

平野神社といえば、言わずと知れた京都の桜の名所。
円山公園清水寺など、割とメジャーなスポットばかりが先行し、意外と知っている人は少ないように思うのですが、東の祇園に対して西の平野、といわれるほど、美しい桜で有名な神社です。
中坊進二が訪れたのは4月後半。仕事でみすみすシーズンを逃し、「あー今年も桜見られないかな」なんて思っていた矢先、遅くまで咲いている桜の名所がある、と知ったのがきっかけでした。
京都駅からバスで約40分。もうすぐ5月になるにも関わらず、そこにはまだまだ咲き残っている桜が!上を見上げると一面がピンク色で、桜の天井の下にいるような感覚で圧倒されました。それもそのはず、平野神社の境内には、約60種類400本の桜が植えられているそうです。通常よりも低めの桜のため、手が届く範囲内で迫力の桜を見ることができて、何とか見逃さずに済んだという満足感をいただきました。
また、神社の御利益としては開運や厄除けのパワーがあるらしく、しっかりお参りもしてきました。
さすがに、なんとかギリギリ咲いてくれていた時期だったということもあり、少し目線を下げると、中坊進二の足元にはすでに散ってしまった木の桜の花びらたちが…。なんか可哀想で、満足感は残ったものの、どんな場所でもやっぱり桜は満開の時期に見るに限ったことはないなぁと感じた、ちょっと惜しいお花見でした。
中坊進二が行った4月の下旬でも桜の天井が拝めたくらいだから、ピーク時はもっと美しいんでしょうね…。
春の京都旅行には欠かせないスポット、次回以降のリベンジを企て中です。

中坊進二の京都トリップ、平等院で感じたこと

世界遺産である京都の平等院には数多くの国宝が存在します。中でも代表的なのは、誰もが知る国宝の鳳凰堂です。10円玉に描かれていることでおなじみの鳳凰堂は、約1000年前に時の関白、藤原頼道によって建てられた阿弥陀堂です。当時、極楽浄土の思想が京都で広く流行していたこともあり、華やかさを極めた建築物です。池の中島に建てられていることもあり、まるで豪華な宮殿のようです。
鳳凰堂に安置されている国宝の仏像も、阿弥陀如来坐像をはじめ、どこか極楽浄土の世界を表現しているものばかりです。例えば、雲中供養菩薩像は雲の上に乗った姿で、阿弥陀如来を囲んで並んでいます。楽器を演奏していたり、踊っていたり、天蓋を掲げていたりと様々な菩薩像の姿が見られます。
宇治川のすぐそばにある平等院はとても静かで、どこか厳かな雰囲気があります。初めて平等院を訪れた時、御所や二条城から遠く離れた場所にこの平等院を建てたのはなぜなのかと、中坊進二は疑問に感じました。中坊進二にとっては遠くとも、当時の京都の人たちにとっては何ともない距離だったのでしょうか。平安京などとは違って周囲に寺院もあまりないですし、京都を代表する鴨川ではなく宇治川のそばに建てられたのも、何か理由があったのかなと思います。
中坊進二が初めて訪れたのは小学生の時でしたが、訪れるたびに感じる事が違います。今では、鳳凰堂の中央に佇む阿弥陀如来坐像を眺めていると、中坊進二もできる事なら極楽往生したいものだと思います。

京都を巡る、中坊進二が日向大神宮でお勧めしたいポイント

毎年11月になると、中坊進二は京都東山にある南禅寺の紅葉を見に行きます。南禅寺の山門から本堂に至るまでの紅葉は無料で入場する事ができ、手軽に楽しむことができるからです。南禅寺の紅葉を見た後に、少し足を伸ばして日向大神宮も訪問してみました。日向大神宮は「京都のお伊勢さん」と呼ばれていて、京都に居ながら三重県伊勢神宮が参拝できるのです。
中坊進二南禅寺から徒歩でアクセスしましたが、地下鉄蹴上駅の1番出口を通り過ぎて三条通を少し登ると日向大神宮の入口の階段と鳥居が見えてきました。この階段から参道となります。参道を進んで山の中に入って行くと2つ目の鳥居があり、さらに進むと左に社務所がありました。社務所の横に階段と鳥居があり、さらに進むと外宮と内宮が見えてきました。神社の拝殿は赤く染まった木々に取り囲まれていて、美しい晩秋の風景を楽しむことができました。ここを訪れる観光客は少ないのでゆっくり紅葉を楽しむことができます。神社の境内は紅葉の隠れスポットです。厳島神社の右奥を進むと「伊勢神宮遥拝所」があり、東向きの鳥居だけが立っています。これは伊勢神宮に向いた鳥居の方向に向かって拝むことで、京都に居ながら伊勢神宮の参拝ができるのです。
内宮の横を道なりに進むと大きな岩をくり抜いた“トンネル”があります。これは「天の岩戸」と呼ばれるもので、内部はL字型に折れ曲がっています。直角に折れ曲がっている部分に「戸隠神社」があります。近年、この「天の岩戸」がパワースポットとして若い女性の間で密かに人気を集めています。中坊進二は女優の羽田美智子さんが「天の岩戸」をパワースポットとして紹介された記事を読んでいました。
日向大神宮は南禅寺永観堂のすぐ近くにあり、徒歩でも行ける距離です。南禅寺周辺を訪問した際には、大きな岩にくり抜かれた「天の岩戸」も、一度見ておくことをお勧めします。

京都を巡る、中坊進二が東本願寺で見てほしいポイント

中坊進二が初めて東本願寺を訪問したのは大学受験生の頃で、大学を卒業した後も何度か訪問したことがあります。お寺のすぐ北側にあった予備校に通っていた中坊進二は、友人と一緒に境内のベンチで近くのコンビニで購入したパンを食べていました。ほぼ毎日境内の鳩にパンのカスをあげていたところ、毎回同じ鳩が近くに寄ってきてパンをねだるようになりました。今は境内で鳩豆が販売されていて、誰でも人馴れした鳩に餌をあげることができます。
東本願寺の御影堂門や御影堂は世界最大級の木造建築です。巨大な御影堂門は京都三大門に数えられています。中坊進二東本願寺で見てほしいポイントは巨大な御影堂門・御影堂の全景と、それぞれの天井に施されている彫刻です。御影堂門の全体を見るためにはお寺とは反対側の烏丸通の東側から見上げなければなりません。
御影堂門をくぐって境内に入ると巨大な御影堂が目に飛び込んできます。この御影堂や阿弥陀堂は中に入ることができ、渡り廊下でつながっています。中坊進二は靴を脱いで御影堂に入り、天井や柱を見ながら歩きました。阿弥陀堂とつながっている渡り廊下の近くで高い天井を見上げると見事な彫刻が施されており、かなり高い所にある彫刻をはっきり見ることができました。もしも天井の彫刻を近くで見たら、とんでもなく大きい物であると思います。
東本願寺は京都駅のすぐ近くにあり、無料で入場できます。京都を訪れた人には巨大な御影堂門と御影堂、それぞれの天井に施されている彫刻を必ず見てほしいと思います。

 

中坊進二が京都で行った比叡山延暦寺

京都旅行中に中坊進二がぜひ足を運びたいと思っていたのが、比叡山延暦寺でした。中坊進二はこれまでも何度か京都に行ったことはあるのですが、比叡山延暦寺は中心部から離れたところにあり、なかなか伺う機会がなかったのです。京都からこちらに行くにはいくつかのルートがあるのですが、中坊進二は滋賀側ではなく京都側からケーブルとロープウェイを使って行くルートを選択しました。緑豊かな自然や、琵琶湖の美しい景色を堪能することができ、大変満足でした。滋賀県側から坂本ケーブルを利用するルートも素晴らしいとのことなので、再訪の機会があれば、考えてみたいと思います。比叡山延暦寺と一口に言っても、広大なエリアに東塔(とうどう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)と見所が分散しており、隅々まで観光しようとすれば一日がかりです。一日でも足りないかも知れません。そのため、中坊進二は国宝に指定されている根本中堂、そして大講堂といった主だった建物が多く存在している東塔に絞ってお参りさせていただきました。これは正解でした。石段なども多く体力を消耗したので、とてもほかのエリアをまわれる感じではありませんでした。高齢者も元気に参拝されていましたが、大変だと思います。第一の仏堂である根本中堂で薬師如来さまにお参りさせていただき、その厳かな雰囲気に浸ることができました。伝教大師最澄さまが日本を良くしたいとの思いで命がけで中国で修行され、それを持ち帰られたことに思いを致し、大変感銘を受けました。京都に行かれる方にはぜひ、比叡山延暦寺へも足を伸ばしてみられることをお勧めしたいと思います。

中坊進二の京都ひとり旅、野宮神社の楽しみ方

中坊進二が京都嵯峨野にある野宮神社を訪問したのは秋の頃です。嵐山の渡月橋から続くメインストリートを進み、踏切の手前で左に入って竹の小径を少し進んだ所に、林の中でひっそりと身を隠すように鎮座する神社の鳥居と建物があります。京都の有名な神社と言えば伏見稲荷大社平安神宮など、鮮やかな朱色の社殿を思い浮かべますが、昼間でも薄暗くてしっとりした竹林の中にあるこの神社は特に目立つような物は無く、注意してみていないと通り過ぎてしまいそうな場所にあります。神社の鳥居も朱色に染められている所が多いのですが、野宮神社の鳥居は表面の木の皮が残されたままです。よく注意して見ていないと、鳥居の木が周囲の景色と同化してしまいそうです。
神社は良縁結婚の御神徳があるとされ、外国人観光客に混ざって若い女性が参拝する姿を目にしました。中坊進二野宮神社の境内で一番気に入っているのは、入口から右手奥に進んで右側にある小さな庭園です。庭園というよりも箱庭と言った方が良いぐらいの小さな庭ですが、地面には深い緑色の苔が敷きつめられています。本当に小さな庭なので、しゃがんで身を低くして眺めた方が良いぐらいです。鬱蒼とした茂みの中にある境内にある小さな苔庭園は昼間でも薄暗くて幻想的な雰囲気を感じます。中坊進二はこれまで京都市内のお寺の庭園でも薄く苔が敷き詰められた庭を見たことがありますが、これほど深くて美しい苔庭を見たのは初めてです。
いつか雨上がりに、苔に覆われた野宮神社の庭を再び見に行こうと思っています。

中坊進二の京都一人旅、仁和寺に

古都京都を代表する世界文化遺産に登録されている仁和寺は、真言宗御室派の総本山でもあり、多くの文化財が存在している寺院です。
京都3大門の一つである「仁王門」を抜けると、国宝の「金堂」や、重要文化財の「五重塔」や「御影堂」「観音堂」があります。それらは御所風に建築されていて、かつて皇族や貴族とのゆかりが深かったため「仁和寺御殿」と言われていました。1年を通して仁和寺を訪れるべき時期は、やはり春ではないでしょうか。中坊進二も初めて訪れたのは春…4月の中頃でした。おそらく、そのときの感動があるからこそ、年に一度必ず足を運ぶようになったのだと思います。境内の中門を抜けてすぐ西側一帯に「御室桜」と呼ばれる桜の林があります。中坊進二が訪れたときも、ソメイヨシノや枝垂桜などが競って咲き誇っていました。遅咲きで有名で、また背丈の低い桜なので、すぐ目の前に豪華な桜の花が広がっています。迫力満点です。江戸時代から多くの人に親しまれ、与謝蕪村や春泥などの歌人に、数多くの和歌で詠われています。その豪華さと美しさは、大正13年に国の名勝に指定されました。
京都の春は各地で様々な美しさと情緒深さを感じさせられますが、中坊進二仁和寺の春が一番好きです。御室桜の美しさと、その周りの木々が醸し出す自然の心地よさ、そしてその中で、国宝や重要文化財を身近に見る事ができるのは何とも贅沢だと思います。この近くには龍安寺金閣寺もあるので、春の暖かさの中でゆっくりと寺社巡りをするのもいいですね。