中坊進二の京都旅、静けさに包まれる清凉寺へ

清凉寺、別名、嵯峨釈迦堂ともいわれるこの寺院は、京都でも観光客動員数上位に入るであろう、嵐山エリアに位置するお寺です。
京都のポスターによく使用される竹林の道や、縁結びで有名な野々宮神社などのある、嵐山の中心地から少し離れた場所に位置しているので、少し落ち着いて観光できるかもしれません。
もともとは、嵯峨天皇の息子である源融の山荘があった場所なのだとか。
また、この源融ですが、平安時代のイケメン光源氏のモデルと言われているのだそうです。
光源氏といえば、多くの女性を逢瀬を重ねるプレイボーイ。近年では『大奥』といった作品でその宮中の様子がエンタメ化されていますが、実はこの清凉寺、『大奥』シリーズのロケ地だったんです…(男女逆転Ver.のものですが)。
そんなことはつゆ知らず、嵐山観光の1つとして訪れた中坊進二
拝観料を払い、受付の女性から「今日は素敵な俳優さんがいらしてますよ」と言われ、そんな言葉気にも留めていなかったのですが…。お堂の回廊を歩いているとき、テレビの向こうで見たことがあるような人物が。
なんと、映画の撮影で名優・堺雅人さんが撮影でいらしたのです。中坊進二が訪れたときは『大奥~誕生』の撮影中だったようで、田中聖さんらしき方も一緒に。
清凉寺は釈迦如来像や阿弥陀堂など、見どころはたくさんあるはずなのに、中坊進二の頭の中では一気に堺雅人の記憶にアップデートされてしまいました。
ロケ地ということ以外では、京都三大念仏狂言の一つであったり、多くの国宝を有していたり、3月には伝統的なたいまつが焚かれたりと、多くの魅力が詰まった寺院。次回訪れるときは、ロケ地の固定観念ナシで純粋に見学させていただけるよう、心を落ち着けて伺いたいです。