中坊進二の京都旅、若王子神社へ

中坊進二が若王子神社を訪れたのは春の桜が満開の時期でした。仕事の合間に満開の桜を見てみようと思い、銀閣寺の参道から哲学の道沿いに満開に咲き乱れた桜の花を眺めながら法然院に立ち寄り、その後に若王子神社を訪問しました。
熊野若王子神社熊野神社、新熊野(いまくまの)神社と並んで京都三熊野に数えられています。かつて平安貴族の間で熊野参詣が流行した頃、京都から和歌山県の熊野に旅行に行く前にこの神社で身を清めてから出発する習わしがありました。中坊進二が若王子神社を訪問して感じたことは、最初に思っていたよりも規模が小さいことに驚きました。明治時代には広大な敷地に本宮・新宮・那智・若宮などがありましたが、その後に荒廃して現在の一社相殿になりました。
この神社の見どころは鳥居の両側に植えられている桜の老木です。毎年春になると桜の木が美しい花を咲かせます。若木のような勢いはありませんが、風格のある堂々とした老木の姿に圧倒されます。中坊進二が訪問した時も多くの外国人観光客が神社の入口にある桜の姿をカメラに収めていました。もう一つの見どころは、神社のシンボルである八咫烏(ヤタガラス)です。本殿の上の額に書かれてある「熊野大権現」の字にも八咫烏が何十羽も隠されているとされますが、中坊進二は数羽しか見つけることができませんでした。ちなみにこの八咫烏サッカー日本代表のユニフォームにも使われています。
春の京都には多くの外国人観光客が訪問し、哲学の道も桜の名所として人気があります。外国語が飛び交う中で神社の鳥居や拝殿を見ると、自分が大和民族jの日本人であることを改めて強く感じさせられました。